かいさい しゅし
開催の趣旨
こんじゃく かいさい きょうどいしき
今回の「福島区の小学校今昔展」開催を通じて、郷土意識≠学校とその
しゅうへんちいき
周辺地域に求めることを盛りこみたいと思います。
のうじょう ぎょぎょう さか い じ
福島区内は一世紀前までは農業や漁業が盛んで、いたるところに川(井路)
なが いなか ふぜい しぜん のこ たいが みなも けしき い
が流れて田舎の風情と自然が残っていましたが、今日では大河の水面の景色以
がい しぜん けいかん な いどう まちなみ はげ
外、自然の景観がほとんど無くなりました。また人々の移動と、町並の激しい
へんか ともな きょうしゅう きょうど と まちなか そだ
変化に伴って、「郷愁にかられる郷土とは?」と問われると、街中で育った人
しゅっしん し あ ともだちたち す まち おも だ
のほとんどは「出身の小学校」とそこで知り合った友人達の住む町を思い出して
ふるさと おも
故郷への想いとなっています。
めいじ がくせい こうふ い ご いくた へんせん へ
明治5年に学制が公布にされて以後、区内の学校も町も幾多の変遷を経て今
いた しりょう いちどう かい ちいき ちゅうかくてきそんざい
日に至りました。各校の資料を一堂に会することにより 地域の中核的存在を
しゅうへん かえり けいき
なす学校とその周辺への想い、ひいては近代からの福島区を顧みる契機になれ
ばよいと思います。
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