〜〜〜　講　演　内　容　〜〜〜
　大坂夏の陣で敗れた豊臣秀頼の家臣、堀田正高は大坂城で自害をした。しかしその子(道甫)は隠れて生き延びた。その後、「天下の台所」として急速に経済が発展する大坂にあって商人として生き、その娘は備後国三次町の商人畠中家（三 吉屋）に嫁ぎ、三次との関係を深めていく。古文書を紐解く中で明らかになっ た近世における人物交流史をたどる。
　意外なことに三次と大坂には深い繋がりがありました！ 　　　　主な著作 　 　2002年　吉舎町の石造文化財（共署） 　 　2013年　三次地方史研究第4集　「上木屋文書資料編1」(編集･共著)など 　　　他、機関誌「みよし地方史｣に多くの論文を執筆

　　　中畑 和彦(なかはた かずひこ)氏プロフイール
　 1951年　兵庫県神戸市灘区に生まれる
   1975年　立命館大学文学部卒業
　　　　　 広島市内の予備校に4年勤務後、広島市で中学校、
　　　　　 三次市で小学校の教諭を30年余り勤める
　 2011年　三次地方史研究会事務局長
　 2012年　三次市文化財保護委員
　 2018年　広島県立文書館文書調査委員