2025.2.1
福島区歴史研究会トップページへ 過去の催し
日 時 2月23日(金)午後2時〜4時 (開場1時半〜) 会 場 福島区役所6階 福島区福島区大開1-8-1 講 師 白江恒夫氏(天神社宮司・文学博士) テーマ 「堂島川と文人たち―堂島川を往来した文人官吏―」 定 員 100人(当日先着順) 参加費 無料 主 催 福島区歴史研究会 共 催 福島区役所・福島図書館 連絡先 電話 090−1155−2092(セミナー担当 水谷)
〜〜〜 講 演 内 容 〜〜〜 通称「下福島天神社」は、堂島の北を流れる旧曾根崎川(蜆川)が堂島川(旧淀川)に合流する地にあります。そこは、中之島の北を流れる堂島川と南を流れる土佐堀川が船津橋付近で合流する中之島の西端です。ここから安治川(新川)となって大阪湾へ注ぎます。 このように「下福島」(旧町名)は堂島川沿いに発達した水上交通の要衝に位置しており、昭和6年(1931年)には氏地内に大阪中央卸売市場(本場)が開場されました。 ところで、九世紀以降の平安時代には、京の都からこの川を上り・下りした多くの文人官吏がいました。『古今和歌集』や『小倉百人一首』に採歌された小野篁・菅原道真・紀貫之がよく知られていますが、本講では天神社の位置及びこれ等の文人の為した仕事や人物像の一端に触れてみたいと思います。