たなべせいこ げんざい
田辺聖子(1928-昭和3年生)さんは、此花区上福島南三丁目(現在
しゃしんかん だいくうしゅう
の福島区福島三丁目)の写真館で生まれ、昭和20年の大阪大空襲に
たかん す そつ
あうまで、多感な少女時代を福島で過ごしました。福島小学校の卒
ぎょうせい さくひん おり ふ しょうかい
業生です。作品の中で、折に触れて少女時代の福島を紹介していま
げんざい こてん たさい かつどう つづ
す。現在も古典からエッセイまで多彩な活動を続けていますが、こ
ぶんがくかつどう あくたがわしょう ぶんがくしょう じゅしょう
れまでの文学活動で、芥川賞はじめ、いろいろな文学賞を受賞して
います。
こんかい てんじ おおさかしみんぶんがくしょう じゅしょう にじ ひつめい きのした
今回の展示では、大阪市民文学賞を受賞した「虹」(筆名・木下
ももこ けいさい ざっし おおさかじん ちょさく いちぶ じひつげんこう
桃子)を掲載した雑誌『大阪人』など、著作の一部と、自筆原稿など
かんれん しりょう てんじ
関連の資料を展示します。
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